いつもの様に
出勤し、
いつもの様に
お店に立っていた。
そして。
ゆれる。
今まで感じたことがない感じ。
正直、
恐怖を感じた。
お客様を
外へと誘導し、
スタッフとともに
僕も外へ。
そして
家にいるmimiさんへ
電話。
繋がった。
電話を通じ、
その揺れの恐怖を
共有しながら
とにかく外の駐車場へ
逃げろと言った。
無事を祈りつつ
電話を切る。
お店の周りでは
液状化現象。
幸いお店自体は
大丈夫だったが
他の建物、
歩道、
駐車場の片側では
泥や水でいっぱい。
ただ事でないのは
確か。
余震も
スゴい。
数時間、
駐車場でスタッフとともに
待機。
情報がない。
隣のラーメン屋に
テレビがあって
観せてもらう。
mimiさんの実家の
SENDAI CITYが
えらいコトになっていた。
津波。
息を飲んだ。
仙台の家族のことを
思った。
もはや
電話など繋がらない。
無事を祈る。
ひたすら
祈る。
それからは
その日
自分の
やるべきコトをやった。
明日を迎えるために。
途中、
mimiさんの無事も確認できた。
23時頃まで
お店の被害状況を確認し、
割れた鏡や荒れた店内を片付け
帰路に着いた。
帰りに寄ったコンビニ。
買い物をし
駐車場で
ナイトトレイン号に跨がり
エンジンをかけようとした時
強烈な衝撃。
横転。
強い余震かと思った。
振り返ったら
HONDA Fitが
バックで僕に激突したのだ。
起こしてみると
タンクがベッコリ凹み、
テールランプは曲がり、
マフラーにキズ。
「何してくれてんの!」
と。
降りてきた青年のドライバーに
怒鳴り散らした。
青年の手は
震えていた。
もちろん
悪気はなかったのだろう。
僕も今日一日のコト、
仙台の家族のコト、
色んなコトで
気が立っていたのかもしれない。
震える青年のその手を見て
反省し、怒鳴ったことを詫びた。
まずは
警察に連絡。
って
「電話掛かるかぁ〜い!」
と己で突っ込む。
繋がっても来るハズない。
それから
落ち着いて彼と今後の話をし、
家へ。
mimiさんと再会。
ホッとした。
仙台の義母と義姉からは
自宅で無事とのメールが
来たらしい。
しかし義父は、
職場が仙台港の近くで
近隣のジャスコの屋上の上に避難したとの
メールが来たきりだそう。
ラーメン屋で見た
津波の映像がアタマをよぎる。
寝酒を飲んだ。
でも眠れない。
余震が恐い。
でも仙台の方々は
もっともっと怖い筈だ。
義父はもっと。
でもあの人のことだ。
きっと前をみて
生き抜こうとしている筈だ。
そう僕も
前を向かねば。
胸を張って生きねば。
良い感じの生活に
一日でも早く戻すために。
【本日のお食事】
・朝:コーヒー
・昼:mimiさんのサンドイッチの残り
・夜:あるモノ食べた
【本日の服装】
・THE NORTH FACEの黒なGORE-TEX Mountain Guide Jacket
・THE NORTH FACEの黒とパープルなVersa Utility Vest
・Levi's® × WACKO MARIAのEmbroidery 2nd Trucker Jacket
・UNIQLOの霜降りグレーなパーカー
・白なTEE
・Levi's® × WACKO MARIAのSelvage Denim Jeans - Rigid
・RED WINGの黒なPT91エンジニアブーツ
・GREGORYの黒な 30th Day and Half